旅客船『アルティア』 上架作業が始まります
2023/11/13 Mon. 18:30 [金華山航路情報]
日曜日の定期運航後、
旅客船『アルティア』を
町内の船揚場にて上架しました。
が、検査官の船体確認の立ち合いが終わるまで
船底塗装など作業が始められません・・・。

もう一隻の旅客船『ベガ』は検査が長引き
今日は効力検査(試運転)が検査官立会いの下
女川湾にて行われました。
カズワンの事故以来、今までと違い
厳しい検査になるのはいいのですが
検査の都合に合わせて
機械屋さんや電気屋さんなど
その都合に合わせられないのが
現状ではないでしょうか。

取水バルブ解放
『ベガ』の定期検査が終わるのは
まだまだ時間がかかりそうです。

絶縁テスト立ち合い中
明日は旅客船『アルティア』の船体確認が
行われる予定です。
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『ベガ』 今日からドック入りしました
2023/11/05 Sun. 20:00 [金華山航路情報]
3連休、大変多くの参拝者で賑わった
金華山黄金山神社。
同様に連日、満席のご利用をいただきまして
誠にありがとうございました。
今日の定期便運航後、旅客船『ベガ』が
定期検査、船の化粧直しの為、
女川町内の造船場にてドック入りしました。

今夕ドック入りした『ベガ』
明日からの定期検査では
東京から国土交通省職員、
仙台から小型船舶検査機構職員による
船を上架した、陸上での検査が行われます。
今後、カズワンの事故を受け、
今までにない厳しい検査体制になるそうです。
はっきり言います。
今までちゃんと検査していなかった事が
カズワン事故を起こした原因の
1つではなかったのかと。
K社長のいい加減な安全管理、
T船長の未熟な操船技術
それだけが26名の尊い命を奪った
原因ではないと思います。
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出島架橋 日本最大のクレーン船による最初の部材が架設されました。(橋(本体)架設の見学船は運航日未定です)
2023/10/26 Thu. 18:00 [金華山航路情報]
天候、海況の影響により当初予定より
約2週間遅れて日本最大のクレーン船『海翔』による
出島架橋工事、側径間ブロック(重さ約400t)の
架設が行われました。
24日朝から女川町内石浜ヤードにおいて
吊り上げ作業が行われ、女川港内から港外へ移動。

24日 早朝から吊り上げ作業開始
24日、午後から穏やかな海が広がる女川湾内
側径間ブロックを吊り上げたまま停泊。
少しでも波があると吊り荷が
5m以上ブランブラン揺れるそう・・・

女川湾内に停泊する『海翔』
昨日、25日夜明けと同時に架設地点へ移動。
お昼頃、雹を伴う天候の急変もありましたが
半日作業の末、無事、最初の部材が本土側に
架設されました。

25日架設作業
天気の急変に伴い、波が高くなり、
今日、26日も出島側へ架設する側径間ブロックの
吊り上げ、移動を予定していましたが
延期になってしまいました。
弊社では出島架橋、本体(中央径間)架設の
見学船を運航する予定でしたが、
日程は未定となります。
11月1日、金華山黄金山神社では
深夜の御祭、甲子大黒祭が斎行されます。
11月1日、お昼から金華山への運航が始まり、
2日深夜2時に金華山を出港、
午前3時頃、女川へ戻り、仮眠の後、
午前9時から午後1時まで金華山への
運航を行います。
このタイミングで架橋架設工事見学船は
難しくなりますので
見学船乗船希望の皆様には
あらかじめご了承いただきますよう
よろしくお願いいたします。
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日本最大のクレーン船『海翔』が女川港に入港しました
2023/10/20 Fri. 13:00 [金華山航路情報]
出島架橋架設工事の為
橋、本体(3000t)を吊り上げ、移動、架設する
日本最大のクレーン船『海翔』が
女川港に入港しました。

『海翔』 女川防波堤を通過
ちょうど、ワタクシも海上タクシー仕事で
すぐ脇を通過するところでしたので
港外、防波堤に船を停め入港する様子を
見学しました。

『海翔』 女川港入港

女川港石浜ヤードに接岸した『海翔』
天候次第ですが10/22~30に『海翔』による
吊り上げ、架設作業が行われます。
10/22 本土側と橋を繋ぐ側径間ブロックの吊り上げ、港外へ移動。
10/23 本土側と橋を繋ぐ側径間ブロック架設。
10/24 出島側と橋を繋ぐ側径間ブロックの吊り上げ、港外へ移動。
10/25 出島側と橋を繋ぐ側径間ブロック架設。
10/29 橋本体(中央径間)の吊り上げ、港外へ移動。
10/30 橋本体(中央径間)の架設。
女川町誌に残る歴史的瞬間を見に
ぜひお越しください。
というか、10/29は女川町最大の祭 『おながわ秋の収獲祭』 が
行われる予定です!!
『海翔』が入港した日、出島側で作業を終えた
橋脚工事関係者らと石浜ヤードに船を停め
写真撮影を行いました。

毎日、作業員さんを島に運んできたかいがありました。
想えば平成28年(2016)、この場所の埋め立て工事から
関わらせていただき、まだ工事途中ではありますが
とても感慨深い気持ちになりました。
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