こんな支援もあります!!
2011/10/23 Sun. 19:06 [女川ヨットクラブ・水辺の風景]
七ヶ浜・セイルヨットさんからのオファーです!

セイルヨット仮事務所
セイルヨット社長、我妻さんは七ヶ浜で震災にあった。
多くのヨットを流され、港に残った船もぶつかり合い
浸水もひどく、毎日、船内に入った水をバケツで
くみ出すのに必死だったという。
『店ももうやめようと思ったけどさ・・・』
七ヶ浜町花渕浜の洒落たコテージ風のお店あとには
プラウト社のカタマランが置かれ営業を再開していた。
『仲間がさ~一緒に遊ぼうよ・・・っていうからさ~』
今、女川を離れてはいても彼も女川出身。
女川ヨットクラブのメンバーでもある。
そんな彼から、要修理のヨットだけど
女川ヨットクラブで使っていいよと・・・

J-29 今日は下見に・・・
今日は、そんな用事で女川から一人
七ヶ浜までドライブ。
ヨット、もらえるのもうれしいけど
震災直後、あの超~パワフルな彼が
電話の向こう、蚊の鳴くような声で話していたあのときから
別人のようにまた、超~パワフルになっていた。
何よりもそれが一番うれしいできごとでした。
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今日は歩いてエコ通勤
2011/10/21 Fri. 22:51 [女川アドベンチャー]
ただ歩いて行くだけの
倶楽部金華山ではありません!!
昔からタブーとされてきた女川レールウォーク・・・
震災で運休中のJR石巻線、浦宿駅から女川駅まで歩いて
今朝は出社いたしました。
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さぁ!出発!!

『世界の車窓』より、JR石巻線・浦宿駅

初秋の女川、ぽかぽか陽気でエコ通勤にはもってこいの日和。

さぁ!禁断のトンネルが見えてきました。

全長640m 女川トンネル

静寂に包まれたトンネル内、足音だけが暗闇に響きます・・・

トンネルをぬけると、待っていたのは・・・

チリのセバスティアン・ピニェラ大統領・・・ではなく・・・

津波で流された女川の町でした。
津波が襲ったとき、このトンネルに”家”がはさまり、
浦宿方面への津波の流入を防いだために
大きな被害には至らなかったそうです。

枕木やレール、すべて流されたJR跡地を進むと・・・

終着駅の女川が見えてきました。

線路はなく、プラットホームは土台を残すばかりに・・・

終点の女川駅は跡形もなく流されてしまいました。

ちょうど駅についた頃、運休中の列車に変わり
女川~石巻間を代行運転しているバスが通っていきました。
現在、JR石巻線の列車運行再開の目途は全くたっていません・・・
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えびすのおやこ
2011/10/17 Mon. 23:36 [女川離島航路情報]
毎日、へ~!の連続です!!
女川町に越して2年5ヶ月。
まだまだ知らないこと、いっぱい!
日曜日、誠治丸の船長に乗せられ出島へ。

赤○:誠治丸船長
私くしのほか4名が乗り込みました。

青○:本当の家族 赤○:えびすご
・・・予定では、私くしと友達2名で乗船のはずでしたが
ひと家族が船に乗り込んできました。
『誠治丸さん!やっぱり島は助け合いですか。』私くし
『だっちゃ~。えびすのおやこだもの』誠治丸
『?えびすのおやこ??』私くし
2枚の写真、赤○の誠治丸船長さんと赤○娘さんは
『えびすのおやこ』・・・
もともとは、島で人が亡くなったとき
土葬する習慣があった出島では
その亡骸をお神輿の上に乗せて
お墓に行ったそうです。
本当ならわが子に担いでもらうのですが
担ぎ手が足りないと困るので
『えびすご』にも担いでもらう・・・
他人の子供をわが子のように親子関係を結ぶ・・・
それが『えびすのおやこ』『えびすご』
『へ~!!えびすのおやこですか~!!』私くし

そんな会話をしながら・・・あっという間に出島・寺間港到着
『だから~、彼女んとこ船なくて困ってるんだもの
当たりまえだっちゃ~』誠治丸
この『えびすのおやこ』については
『女川町史』にも記述があるそうです。
今日、私くし7人の方に
『えびすのおやこ』についてお聞きしましたが
女川町江島、女川町尾浦、女川町鷲神、女川町清水
石巻市鮫ノ浦、石巻市河北町、石巻市河南町
それぞれ『えびすのおやこ』の
言い方は違っても存在するそうです。
震災後、絆・きずな・KIZUNA・・・
地域社会の絆が重要視される中で
いままであったホントの絆を感じた日曜日でした。
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