津波を想定した避難訓練が行われました
2015/10/13 Tue. 19:51 [女川ライフ]
東日本大震災以降、初めての国交省主催による
津波を想定した旅客船事業社向けの
避難訓練が女川港で行われました。

旅客船『しまなぎ』
国交省では全ての旅客船事業社に
津波避難マニュアルの作成を義務付けていて
訓練参加各社は自社マニュアルの確認等
真剣に取り組みました。

ライフジャケット着用方法の説明
東日本大震災発生時、弊社の船は
お客様を迎えに行く途中で乗客はありませんでした。
今、思えばホント不幸中の幸いだったと
思わざるをえません。
あの時、町は壊滅、洋上を漂う大量の瓦礫
いつ帰れるかもわからない状況の中、
十分な食料や水もない船の上。
パニックにならなかったのは
ワタクシ共船員だけであの津波を
乗り越えたからだと思っています。

『しまかぜ』 海上保安庁も参加しました
地震にびっくりして腰を打ち動けなくなった
乗客を想定した救護艇への
患者搬出訓練も行いました。

これは訓練です
あまりに想定外という言葉が多く使われる
東日本大震災ですが
自然界の中で生きる人間の小ささを
思い知らされた出来事のようにも思えてなりません。
旅客船事業社としてご利用いただく
お客様に安全と安心を提供できるよう
日々の取り組みを大事にしたいと思っています。
- 関連記事
-
- 我が家、クリスマスの準備中です (2015/12/08)
- 女川町 公園づくりワークショップが開催されました (2015/10/30)
- 津波を想定した避難訓練が行われました (2015/10/13)
- 毎日が『この季節一番の冷え込み』 (2015/10/07)
- 10月4日 金華山で鹿の角切り祭りが開催されます (2015/10/04)
[edit]
« いつもなら・・・ | エジプト人を見習ってみました »
この記事に対するコメント
トラックバック
| h o m e |